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連載コラム

「秋葉原地域防犯カメラ運用開始式典」開催 <地域連携部会「アキバ21」>

[ 2010年4月12日 ]

大塚實・地域連携部会「アキバ21」会長「安心安全なまちづくりに向け、新たな一歩」
山下史雄・警視庁生活安全部長「街頭防犯カメラは秋葉原地区の安全安心の礎(いしずえ)」

秋葉原地域防犯カメラ運用開始式典」開催

 電気街・アキバで新たに防犯カメラが34台増設された。それを記念して、4月1日、石川雅巳・千代田区長、山下史雄・警視庁生活安全部長、伊東みどり・東京都治安対策担当部長ら多くの来賓列席のもと、「秋葉原地域防犯カメラ運用開始式典」が盛大に開催され、更なる安全安心まちづくりの門出を祝った。

 冒頭、主催者を代表して大塚實・地域連携部会「アキバ21」会長が「昨年5月から地域の安全安心まちづくりに向け、防犯パトロールや防犯カメラ等の問題に取り組んできており、この程、東京都、千代田区より多額の補助金をいただき、また秋葉原電気街振興会、秋葉原商店街振興組合、秋葉原中央通商店街振興組合の絶大なる支援をいただき、防犯カメラ運用が実現しました。地域の犯罪抑止力と安心安全なまちづくりに向け、新たな一歩を踏み出したと言えます」と述べた。

 続いて、来賓の石川千代田区長は「2年前の事件以来、関係者が英知を傾け、皆が本当に楽しめるまちに向けた防犯活動の実施と共に、ここに防犯カメラの運用も開始となりました。また、地域の安全安心のためのルールづくりも精力的に議論を進めていただいております。この秋葉原は世界のアキハバラです。そのために安全なまちであることを発信することが必要ですが、歩行者天国の再開実現は日本社会全体の安心安全な社会づくりの大きな要素になります」と挨拶したほか、山下生活安全部長は「街頭防犯カメラは、犯行企図者にとって犯罪抑止効果が発揮できる環境を作ります。今回、運用されるカメラは、まさに秋葉原地区の安全安心の礎(いしずえ)になるものと確信しています。警視庁としても引き続き不法行為の取り締まり、各種防犯活動を積極的に実施していきます。地域ぐるみでの安全安心まちづくりの取り組みが、更に大きく広がることを祈念します」。更に、伊東治安対策担当部長が「当対策本部では区市町村、警視庁、関係団体などと連携し、安全安心まちづくりの推進に取り組んでいます。その一つが繁華街の体感治安の改善事業です。地域の安全安心は行政や警察の力だけでは実現できず、各機関の連携ではじめて実現できると思います。今回の取り組みが秋葉原の更なる安全安心の確保を大きく前進させ、この取り組みが都内各地に広がって行くことを祈念します」と、それぞれ挨拶。

 その後、河合洋・防犯カメラ管理運用委員会委員長がシステムの説明を行った。

 河合氏は「秋葉原は地域特性上、電線が地中埋設化されており、有線敷設が無理なため、公衆無線LANの中、免許不要な特定省電力無線を採用しました。地域WiMAX、XGP(PHS方式)によるカメラ設置場所において安定・継続的なシステム運用が可能です。また、防犯カメラである以上、撮像画像から個人の特定も可能なだけに、プライバシーには細心の注意を図っています。不特定多数がアクセスできないほか、カメラからのみレコーダーにアクセスできる制御など、プライバシー保護も万全を期しています」と解説。引き続き、運用委員会、協力会社が紹介され、関係者一同でテープカットを行い、その後全員が現場に設置された防犯カメラを視察した。

(2010年4月10日発行号より)

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