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連載コラム

イービストレード、門型金探に新機種。人・物の核物質を検知

[ 2010年6月18日 ]

 イービストレード(東京都千代田区神田錦町2‐2‐22、寺井良治社長、代表TEL 03-3518-2871)は、伊・CEIA社が新たに開発した門型金属探知器に、更に核物質の検知も可能にした「PMD3 Plus Elliptic」(図1)を空港、原子力発電所などの重要施設をはじめ、特殊企業、イベント会場などをターゲットに販売に乗り出す。

 世界トップシェアを誇る同社の製品は、電気的干渉と機械的干渉に強い耐性を誇り、磁性体、非磁性体、混合合金製武器などを正確に探知できる、国際基準に準拠・認証取得済みの非常に高い信頼性と性能を持つ。これに、テロリズムなどが使う危険物質とされる"核"探知が可能なシステムを搭載した、新バージョン。

 実際、門型探知器を通過した際、ナイフ・拳銃といった危険物を所持している場合、LEDサインが赤色発光、核物質の場合は青色発光し、またどの部位にあるかを左右のポールに組み込んだLED位置で簡単に確認できる。

 一方、空港などではX線検査器による鞄などの手荷物検査が既に実施されているものの、現在では核物質の検査は実施していない。そのため、従来のX線検査装置と組み合わせ、X線検査が終了した際、手荷物検査用核検知器「G-SCAN」(図2)を通すだけで、核物質の有無が判明できる。両機を既存セキュリティシステムと上手く組み合わせることで、低コスト、かつ確実に検知可能。

 販売戦略について、同社の田中晴吾取締役は「今やゲート式金属探知器は、目に見える機能での差別化が難しく、目に見えない性能の違いをお客様に御理解頂くのもなかなか難しい為、官公庁や空港向けの市場では価格一辺倒の競争が激しさを増す中、競合他社製品との比較評価試験をきちんと実施していただいた国内外のお客様、特に先進国の空港ではチェア製品はほぼ独占的に採用されています。また、様々なアプリケーションに対応できる付加価値を加えた製品やシステムの開発にも注力しており、今年度は入退室管理システムに最適な『MetID Sy stem』、超高感度型の『SMD601』とシステムを融合させた盗難防止システムなどと合わせ、官公庁・空港、特に民間市場を主に1000台規模の販売を見込んでいます」と抱負を語る。

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(2010年6月10日発行号より)

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