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連載コラム

国内初、状況判断型システム 異常発生を自動判断、警備員へ指示発信

[ 2010年9月16日 ]

「ナイス・シチュエイター」アイティフォー

 アイティフォー(東京都千代田区、東川清社長、事業推進部 TEL03-5275-7903)は、状況判断型セキュリティ管理システム「ナイス・シチュエイター」の販売を開始。大規模監視などで求められる統合一元管理、現場映像の自動捕捉や状況分析、警備員などへの状況に応じた指示発令などが可能な国内初のシステムとして、重要施設などをターゲットに提案を進める方針。

 同社は、イスラエル・ナイス社の「ナイスビジョン」の国内販売代理店としてセキュリティ事業を展開。「ナイスビジョン」は、不審者や不審物を自動検知して、対象の一連の動きを捕捉可能なため、管理者負担軽減や適切な状況把握・分析に加え、PDAなどモバイル機器との連動も可能な点などが評価され、大阪・池田小などで採用されている。

 今回発売する「ナイス・シチュエイター」は、導入企業の警備ルールを踏まえて、最も効果的な警備フローを「検知ロジックワークフロー」、「リールエンジン」に組み込みシステム化するソフトウェア。緊急時に行動するべき手順をモニター表示。それにより、人的判断ミスを未然防止するとともに、万一の状況下でも最適な対応を可能とするもの。「ナイス・シチュエイター」は、監視室の管理ソフト、警備員の携行用モバイル端末ソフト、状況判断用分析ツールアプリケーション及び専用サーバ、GISサーバ、各種ツールなどで構成。各種装置からの信号に加えて、気象情報や無線などからの情報をゲートウェイでIPデータに変換して、ネットワーク経由で取り込める。これにより、既設の入退室管理装置、センサー、火災報知機、監視カメラや各種制御装置からの異常信号や映像を統合できるため、一元管理が可能となる。

 アクセス権限のない人物の入退室管理にも効果を発揮。東京本社と大阪支社間で運用する場合、大阪支社のIDカードリーダが異常信号を発信したことを受け、「ナイス・シチュエイター」で該当者の監視カメラ映像を東京の監視室へ送信。すると、監視室モニター上に、異常信号の該当者とIDカード保有者の写真を同時表示。「ナイス・シチュエイター」は、監視員に対して写真確認、カード持ち主への電話などを指示。その結果、写真不一致やカード持ち主がカードを紛失していた場合、監視員がモニター上のY/Nが面でNOをクリック後、大阪支社の該当ゲート近くの警備員が携行中のモバイル端末へIDカードの顔写真とカメラ映像を送信。不正入室を試みた人物の捕捉、捕捉結果を要求する。予め設定していた時間内で捕捉できない際は、警備半径を拡大して、各ゲートの警備員に対しても、最初の警備員同様の指示を出して、捕捉結果報告を要求する。「ナイスビジョン」と組み合わせれば、更に高レベルのセキュリティシステムを構築できる。価格は一式5000万円(税込)からで、販売目標は今後1年間で5システム。

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(2010年9月10日発行号より)

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